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はじめに
こんにちは!最近友達とのドライブで、免許取ってから半年間一度もハンドルを握ったことがなかったのに、高速道路を運転し、死の恐怖から全部の神様に祈った次期主将、吉村望です!あー生きててよかった しばらく車は乗りませんよ
大学生活と、部活についてザックリお伝えした前回の新歓ブログに引き続いて、今回は、そもそもアーチェリーとは?どんなスポーツなのか?とかをお伝えしていきます!
突然ですが、これ、どこに的があるかわかりますか…?
これは、山中や自然の中で行う、フィールドアーチェリーの射場です。的までは、谷底を見下ろして数十メートル。テレビで見かけるアーチェリーの試合はキレイな人工の施設で行われるものが多く感じるかもしれないですが、こんな野性的なアーチェリーも体験できます…!
アーチェリーにはいろんなルール、競技があります。そのあたりを説明します!
アーチェリーとは?
アーチェリーは、一言で言うと、的あてです。それも、超高性能な弓矢を使った、最新鋭・世界レベルの的あて。
弓矢の歴史は紀元前2万年までさかのぼります。弓本体のしなりと、弦の弾力で矢を飛ばし、遠方の獲物を仕留める狩猟の道具として用いられたようです。それから、人間同士の争いの武器としても使われました。火薬を用いた鉄砲が登場するまで、飛び道具の覇権を握っていた存在といってもいいでしょう。間接的に遠くのものを射止めるという性質から、霊的な力の宿る神聖な道具として、祈祷や魔除けに使われたりもしているようです。
↑かっこい~~~!
スポーツとしてのアーチェリーは、16世紀、イギリスのヘンリー8世がコンテストを開催したのが由来だとか。日本で本格的にプレーされるようになったのは、1950年ごろからなのだそう。
↑ヘンリー6世。もう世界史ほとんど覚えてないなあ。
選手は18~90mの距離(ルールによって変わります、後述!)から、弓矢で的を狙います。的の紙には中心から10,9,8,7点…と点数が振られており、的に刺さった点の合計を競い、勝敗を決します。
試合は「エンド」という区切り(野球でいう「回」、テニスで言う「セット」みたいなものです)があり、1エンド3分間につき矢を6本。1回の試合では12エンド、72本、360点満点で矢を打ちます。
(ショートハーフや、70mダブルなどのルール。これもルールによって本数が違ったりするのですが、新人戦とかに出る分にはこのくらいの認識で大丈夫です)
↑これが36本分の成績を書くスコアシート。これを前半と後半の2回やります。70mを2回のこともあるし、50m、30mを1回ずつのことも、ある。
時間の制限、射数の制限があるなか、以下に集中を切らさず、かつ、射形力まず一定の形を維持して矢を打ち続けられるかが最大のポイントになってきます。
ごり押しは通用しません。こころを落ち着けて、練習通りの射形で打つ。簡単そうで、とても深いです。メンタルも鍛えられます。
それと、同じ弓矢を扱うスポーツということで、よく聞かれるのが、弓道との違いですね。
弓道は、伝統的なスタイルの弓を扱う武道ですが、アーチェリーは、的に狙いを定めるためのサイト(照準器)、
弓を重くして、弦を引きやすくするためのスタビライザー(重り)、同じ引き尺(弦を引く距離)で矢を放つためのクリッカー…などなど、
最新のツールを駆使した弓を扱います。初心者でも的に当てやすい工夫がされており、敷居は比較的アーチェリーの方が低いですね。
また弓道は、的に当たる/的に当たらない の2パターンの判定なのに対し、アーチェリーは的に点数が振ってあるので、真ん中に当てるほどいい点が取れます。
それと、ルールが3種類あります。
3種類のルール
①ターゲット
30m~70mの距離に置かれた的を狙う。屋外で行われるため、風の影響も受けます。新人戦やリーグ戦はこの形式。部活での普段の練習は、この練習が主です。
↑成蹊大学さんとの練習試合。これは50mと30mを36本ずつ打つ形式の試合で、みんな50mのラインにいます。
ユニフォームが似てますね 一橋生はどーこだ
②インドア
18mの距離に置かれた的を狙う。屋内で行われるため、風雨の影響は受けないが、的が非常に小さいです。
直径40cmくらいなので、極めて正確な狙いが求められます。
冬の時期に大会が行われることが多く、試合前にはいつものターゲットに代わり、こっちの練習をしたりします。
↑近くで狙う分、的は小さく、かつ3つの違う的を打ちます。
③フィールド
ゴルフのように、自然の中に設けられたコースを巡り、様々な距離に置かれた的を狙う。
平らな施設で行う他のルールと異なり、山中にあるので、的を見上げながら打ったり、見下ろしながら打ったりします。
毎回違う目標を狙うのと、山の中を練り歩きながら的を探すのとが、狩りをしているみたいで、個人的に好きです。練習だけで、僕はまだ大会に出たことがないのですが…。
↑こんな谷底に的があります!!もちろんここから狙いますよ。山あり谷あり、次はどんな所に的があるのか、楽しみになります。
大会とかでは、こんな感じのルールで戦います。
で、肝心の弓矢ですが、最初からいきなり大会用の弓を引くことはかなり難しいです…
なので、入部後すぐは、ゴムの疑似弓や、木製の、軽い練習用弓を使った基礎練習があります!
↑ゴムの弓。まっすぐ立ち、弓を引く一連の動作を確認することができる。(すみません、ただの画像なんですが、△のマークが消せませんでした…)
↑木弓。軽くて引きやすい。だがあまり遠くまでは飛ばないので、この弓に慣れたらいよいよ実際の弓矢で全体練習に参加できます!
半年くらい練習すれば、大会で使用する実際の弓を引くことができるようになります。新入部員は、ひとまず9月ごろに行われる新人戦に出場することを目標に練習していきます!
いかがだってでしょうか?
競技としてのアーチェリーの説明や、新入部員がまずやること、を紹介しました!
ご興味のある方はいつでも、公式TwitterのDMや、本ホームページのお問い合わせコーナー等でご連絡ください!実際の弓矢を使った体験会を随時開催予定です!見学もいつでもOK!月・水・土曜日の9:00~15:00で練習しているので、いつでもご連絡ください!
アーチェリー部主将 吉村望
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